きらきら星で世界旅行

春の発表会で1年生の女の子が「きらきら星変奏曲」を弾きます。バイオリンだとスズキメソッドの「きらきら星変奏曲」が定番ですが、それだとあまりに「おけいこ曲」過ぎて私のテンションが上がらないので、アレンジをすることにしました。アニメ「四月は君の嘘」でも再ブレーク?したモーツアルトのきらきら星変奏曲も素敵ですが、それを初心者がバイオリンで弾くには難しすぎます。バイオリンの特徴を活かしたアレンジとは‥?と考えたところ、やはりボーイング(弓)と5度チューニングにあると思い、本来の4/4拍子を6/8拍子にしてアイリッシュ風にしたり、2/4拍子に開放弦との重弦を混ぜてアメリカのブルーグラス風にしたりすることにしました。「変奏曲」なので、テーマのメロディーを発展させていかなければならないわけですが、そこは音数を減らしたり増やしたり装飾音を付けたりなどして、生徒さんの技術レベルに合わせてフレーズを作っていきます。子どもたちと一緒に「きらきら星」で色んな国へ旅をしたい!と、アレンジに燃えている今日この頃であります。